ケイさんから貰って来る苗には、定植から数日間は虫が付かない様にする薬が予め散布されています。
でも、ここから先はは私たちは薬を使わないつもりなので虫との戦いは目に見えていました。
春、段々と暖かくなってくるこの季節、言わずもがな虫の勢いも凄まじくなって来ます。
そこで私たちの畑では「コンパニオンプランツ」の関係性を重視した作付けをする事にしました。
ピーマンの側には虫除けの王様・バジルを等間隔で植えて、更にその周りにパセリを生い茂らせるという強固な守り具合。
トウモロコシと枝豆は「バンカープランツ(おとり作物)」と言う関係性で、
お互いの害虫に対する天敵がそれぞれの作物を「すみか」にしてそこにいる害虫を食べてくれる特性を生かし、
一畝にトウモロコシと枝豆を一列づつ隣合わせで並べて定植して見ました。
しかしこの時、肝心のキャベツのコンパニオンプランツになる作物が手元にありませんでした。
仕方がないのでキャベツには木酢液か、酢に唐辛子を漬け込んだ自家製防虫剤を希釈して数日置きに散布する事にしました。
コンパニオンプランツの植え方は大量生産には向かないですが、
一つの場所に数種類の作物が互いを支え合って植わっている風景はまさに「共存」の姿だなと思います。
はてさて、それぞれの今後の成長具合に期待。
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(左)市販の木酢液 | 手作りの防虫液(唐辛子、にんにく、酢) |