セカエルでは会社設立前から、
スタッフで畑を作って自分たちで食べる野菜はできる限り自給が良いね、と話して来ました。
そもそも、私たちが畑を持とうと思った理由は、大きく2つあります。
先ずは自分たち自身が、ずっと受け継がれてきた大地を大切に思う感性を養うこと。
その為に、化学肥料や農薬・殺虫剤を使わず、自然のあるがままの力を信じ、頼り、
自分たちのエネルギーとなる「命」を自ら育てることが必要だと感じたからです。
自分自身の存在が自然の循環の一部である事を学び、
土に触れ汗水流して労働する事で、「食べられる」事の有り難みを再確認できます。
自然と接する事で、私たちが問題視する環境問題に更に敏感になる事もできると考えました。
農作業を通して学ぶ事に、私たちの活動にとっての大きな意味があると思っています。
また、自給ができる事はお店で食材を購入する事に頼り切った暮らしよりも、
いざという時に心強いものです。
「買うこと」でしか成り立たない受け身の生活ではなく、
自ら生み出していく姿勢でいれば食べ物に限らず、生活で困る事は無くなるのではないかと考えます。
その様な考えの元、農に根付いた暮らしを会社の大事な取り組みとして行おうとしています。